プロフィール

①現地に駐在する会計専門家であること
②現場の理解無く改善はないことを理解していること
③熱意をもったら、実現させること

 1993年9月生まれ、千葉県船橋市にて育ちました。

 地元の公立中学校→東海大学付属浦安高校→早稲田大学商学部と進学します。

 中学校では野球部に所属し、毎日練習三昧の日々でした。夏休み、毎日朝10キロランニングの後にグラウンドでシートノック、ベースランニングと、とにかく走り回っていた気がします。この時の練習を超えるハードな日々は、これまでありません。ストイックに努力することの大切さを身をもって理解させてもらった、私の人生にとって大切な経験でした。

 中学校では勉学を疎かにしてしまったため、高校では思うように勉強ができないことに劣等感を感じていました。そんな中で、予備校の先生が、「今頑張れないなら一生頑張れない」と言っていたのを覚えています。当時私は、なぜかそれを、「今頑張れれば一生頑張れる」と誤解していました。

 幸い、なぜか記憶力だけはよく日本史が得意になり、大学受験を経て早稲田大学商学部に進学することになりました。

大学ではサークルやバイトに熱中しました。中でもNHKでの国際報道番組(NHK NEWSLINE)のアシスタントは、生放送の緊張感や取材・編集・報道する職員のバイタリティーに圧倒された4年間でした。3年生になり、ふと、「将来は世の中のためになる仕事をしたいな」という恐ろしく漠然とした思いを抱くようになり、公務員試験を受けることにしました。

video camera near stage with people

 公務員試験は商学部だったこともあり経済学にドはまりし、勉強自体が楽しく公務員試験はついでのような感じになりました。結果的には国家総合職と東京都庁に合格しましたが、縁があり東京都庁に内定をいただきましたので、新卒で就職しました。

 東京都庁では、水道局に配属になりました。当時私は、そもそも水道が道路の地下を流れているとか、そんな当たり前のことも想像していなかった(蛇口をひねれば水が出てくるのは当たり前と思ってました)世間知らずでしたので、すべてが新鮮に思われました。

 最初に配属になった現場事務所では、日々の生活に困窮する方や、職人気質の業者の方と接し、今までいかに自分の周りが同質性の高い人間であふれていたか、世の中には本当にいろいろな考えを持った方がいるのだなと、大変勉強になりました。

 西新宿の本庁に異動してからは、業務プロセスや内部統制の構築・改善や内部監査・指導の仕事に従事しました。東京都水道局は120年以上の歴史があり、業務プロセスも明治時代からの膨大な過去の積み上げから成り立っています。その中で、収入金整理事務(消込み)の効率化・正確化、料金徴収プロセスの改善、赤字事業の廃止・清算対応など、少しずつ都政を前に進めることに携わりました。

 ここでは、都庁という大きな組織を動かす大変さとやりがい、また及ぼす影響力の大きさを身をもって体感することができました。上から目線で「こうあるべき」というような通達を出しても、現場の職員・業務委託先・都民の方々に実際に行動していただき、効率的・効果的な業務の改善とならなければ意味がないことを理解しました。

 「データに基づいて業務を改善できる」と組織で説明し予算をとれても、それと「実際に動く人のこと・その先にいるお客様を考えて新しい業務を設計・改善できる」ことは全く異なります。時には都内を周り現場の意見を聞き、ともに汗を流しながら業務改善を進めた経験が、私自身の泥臭く現場志向の業務改善への強みとなったと考えています。

 2019年10月、奥多摩地区で台風土砂災害が発生し、断水のため応援対応に派遣されました。私は普段事務の仕事をしていますので、こういうとき、避難所を運営したり、指示を受けて水を運んで給水するというような仕事しかできません。そんな中で、一緒に仕事をさせていただいた自衛隊員の方々の、その圧倒的信頼感や高い技術力に私は圧倒されました。

 被災地からの帰路、「私も自分の技術力によって誰かに信頼感・安心感を与えられるような人材になりたいな」と思いました。そういえば(簿記はほとんど忘れてましたが)商学部出身だったなと思い、公認会計士を目指すことにしました。

 公認会計士の予備校(TAC)に受講コースの話を聞きに行ったら、「働きながらは無理だからやめておけ」と言われ、なんかムカついて、アマノジャクな(おバカな)私はかえって燃えてしまい、その場で申し込んでしまいました。予備校のHPには「必要勉強時間は2,000時間」みたいなことが書かれていたので(私の誤読だったかもしれません)、2000時間勉強すれば受かるのかと思い、そのくらいなら時間取れそうだな、などと根拠のない自身に満ち溢れていました。

 そこからは言わずもがな、地獄の日々でした。当時、朝8時から平均して夜8時まで仕事していたので、冷静に考えれば平日に勉強する時間をとることが難しい状態でした。

 当時のスケジュールは、朝4時に起きて1時間、6時にオフィスを開け2時間、昼ご飯は食べず1時間、9時に帰宅し10時まで1時間の最大でも5時間の勉強時間でした。休日は10時間を目標に勉強時間を確保していました。幸い、運よく試験に1発で合格できたことで(楽しくも)地獄の日々は1年で終わることができましたが、これ以上は気力的に無理でした。

当時の勉強時間の記録

 試験に合格後、「せっかく資格を取ったのだから活かせる仕事をしたいな」と思うようになりました。当時、勤務評定は6号昇給と一番良い評価をいただいていたのですが、主任試験に合格できず、異動ができないことがわかっていました。それならばと、公認会計士で作る法人である監査法人に転職することにしました。

 面接させていただいた中で、(どの法人も素晴らしい方ばかりでしたが)職員の方に一番誠実性とプロフェッショナリズムを感じたトーマツ(Deloitte)に内定をいただき、入社しました。

 トーマツでは、主に日系・外資系証券会社の財務諸表監査に従事しました。証券ビジネスはブロックチェーン技術やネット証券を中心とした業界の再編など、ビジネスが動いていて本当に面白く、いつの間にか公務員根性が染みついた私にはそのビジネスセンスがとても勉強になりました。

 また、早い段階で一連の監査手続にかかわれたことがとても良い経験になりました。前職があったことでシニアスタッフにも一年早く上げていただいたこともあり、より広い視野で監査という事業を見つめることができました。

 IPOのお仕事にも関わらせていただく機会に恵まれ、比較的規模の小さい成長企業の業務フローの改善の助言や、会計処理を共に検討し伴走することも経験しました。同じ改善でも都庁の時とはスピード感や求める成果が全く異なっており、とても良い刺激になりました。

なぜ船橋で会計事務所か

私は千葉県船橋市で生まれ育ちました。学生時代から「地元・船橋で中小企業や個人事業主の力になりたい」と考えており、東京都庁や監査法人での経験を経て、この地で会計事務所・税理士事務所を開業するに至りました。

私が船橋に会計事務所を構えた理由は、次の3点です。

私は船橋市で生まれ育ちました。小中高と地元で過ごし、地域の商店街や公園、通学路には多くの思い出があります。

都庁や監査法人で働く中で、「自分の力を、もっと身近な誰かの役に立てたい」「ふるさとに恩返しがしたい」という思いが強くなり、地元密着の会計事務所・税理士事務所を開業することにしました。


経営と会計の力で、中小企業をサポートしたい

これまで私は、

  • 東京都庁での業務改善や内部監査
  • 監査法人での財務諸表監査やIPO支援

などを経験してきました。

その中で強く感じたのは、「会計の知見があれば、もっと中小企業の経営に貢献できる」ということです。

多くの中小企業では、

  • 売上や利益の把握ができていない
  • 節税や資金繰りに不安がある
  • 業務の属人化が進んでいる

といった悩みを抱えています。

私は、税務だけでなく、経営改善の伴走者として、地元船橋や千葉・東京の中小企業に価値を届けたいと考えています。


クラウドとリモートで、地域も業種も超えた支援を実現

私の事務所では、freee会計やマネーフォワードなどのクラウド会計ソフトに対応し、Zoomなどのオンライン面談を活用することで、船橋市内はもちろん、千葉県全域・東京都・全国どこからでもご相談いただける体制を整えています。

また、お客様の中には「税理士は話しにくい」「会計のことを相談していいかわからない」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

私は、そういったお悩みにも寄り添い、身近で話しやすい税理士・会計士として、気軽に相談できる関係を大切にしています。


船橋で頼れる税理士を探している」「会計・経営の相談もできる会計事務所を探している」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。

船橋から、全国の経営者の皆さまに安心と価値を提供します。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

船橋で税理士事務所を開業するにあたり、私が皆さまにご提供できる**“他とは違う強み”**を、3つご紹介します。


① 船橋に拠点を置き、いつでも相談できる税理士です【船橋 税理士・法人決算・確定申告】

私は船橋市を拠点に、地元密着で活動しています。

  • 「法人決算を任せられる税理士を船橋で探している」
  • 「確定申告の手続きが不安」
  • 「税務署とのやりとりを代行してほしい」

──こうしたご相談に対し、“いつでも、すぐに”相談できる安心感とスピード感でお応えします。地域の皆さまに寄り添い、身近なパートナーとして信頼いただける存在を目指しています。


② 現場を理解し、本当に意味のある改善をご提案します【船橋 補助金・法人化・経営支援】

都庁では徴収・監査・業務プロセス改善、監査法人では内部統制やIPO支援を経験してきました。

その中で感じたのは、「どれだけ立派な資料を作っても、現場が理解・納得しなければ意味がない」ということです。

私はこれまで、

  • 実際に現場に足を運び、
  • 担当者と対話し、
  • できること・できないことを見極めながら、

“動く改善”を共に実現してきました。

たとえば、補助金申請や法人化のサポートも、「出せばOK」ではなく、経営の実態や今後の見通しに即した提案と支援を心がけています。


③ 絶対にやりきる、泥くさい実行力があります【本気で向き合う船橋の税理士】

私は、働きながら会計士試験に合格し、30歳でアフリカに渡り、ゼロから会計事務所を立ち上げた経験があります。

「無理だ」と言われても、「自分にできる限りのことをやる」──それが私の仕事への姿勢です。

船橋で税理士として活動する今も、「どんな相談でも最後までやりきる」を信条に、日々お客様と向き合っています。


最後に【船橋で税理士をお探しの方へ】

  • 船橋で確定申告のサポートを探している方
  • 補助金や法人化などを検討している方
  • 法人決算を任せられるパートナーを探している方

私は、相談しやすく、わかりやすく、そして最後まで責任を持つ税理士でありたいと考えています。

「この人なら信頼できそう」──そう思っていただける出会いがあれば、心から光栄です。

代表 森 亮